喫茶ペンタックス
- まちの風景
- 投稿者:airafm | 2018-03-31
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平成30年3月31日 土曜日
加治木にお店を出して40年。
本日、閉店する加治木にある喫茶店ペンタックスさんにお伺いしました。
ペンタックスの名前の由来は、カメラの『ペンタックス』
マスターはカメラマンになりたかったんです。
ニコンのカメラが買いたかったけど手が出せず、買えたのはペンタックスだったそうです。
(月収が2万円。ニコンは5万円。ペンタックスは2万円。だったそうです)
でも、ペンタックスでニコンより良い写真を撮るぞ!と活動してきましたが、カメラマンの世界も厳しく・・・
地元・加治木で喫茶店をひらくことに。
カメラへの情熱は持ち続けていたので、相方として使用しているカメラの名前「ペンタックス」を店名にしたそうです。
いろんな加治木を見てきた。
姶良や蒲生からも来てくれて嬉しかった。
ここ一週間は今まで来てくれたお客様が沢山来てくた。
こんなにお客様から想われてたって知らなかった。
お客様に感謝感激です。
と、マスターの森木さん。
朝9時、続々と常連の方々がご来店。
「いつものね、いつもの席で。」
「40年毎朝定休日以外通いました。明日から朝ごはんどうしよう。」と涙ぐむお客様も。
家族連れ、友人同士、お一人様、あっという間に満席になりました。
森木さん、目に浮かぶ涙をこらえて笑ってらっしゃいました。
今日も変わらず、夜の9時30分までの営業です。
40年間一杯一杯丁寧に入れてきた珈琲を味わって、そこで飛び交うお客様の会話を聴いてたら、涙が出てきました。
今後の目標をお聞きすると、
明日からは鹿児島マラソンに出場する夢に向かって走り抜けます!
っと森木さん。
精矛神社の桜の写真を最後にみせて下さいました。
「ね、いいでしょ」と微笑んで。
40年、本当にお疲れさまでした。
みなさんの心の中にずっとずっとあります、喫茶ペンタックス。