木田御神馬、今年はフロム阿蘇のお馬さん。
- 伝統芸能
- 投稿者:airafm | 2018-03-09
最近の投稿
カテゴリー
春の風物詩「初午祭」
今年は3月11日(日)に鹿児島神宮で開催されます。
先頭をきって奉納する御神馬は昔から加治木町木田の「馬」が務めています。
木田御神馬保存会によると・・・
鹿児島神宮の御祭神の彦火々出見尊の乗る御神馬を木田で飼育していたり、木田郷岩屋家で鹿児島神宮の八幡領として献上米を作って馬で奉納していたりした為、最優先権を持って一番馬として奉納・参拝してきたそうです。
初午祭を目前にして、熱く盛り上がっている木田御神馬保存会のみなさんにお会いしてきました。
練習場所は、木田自興館。
毎年、新しい馬を木田に迎えて、踊りを教えることから始まります。
昔は、各お家にいた農耕馬に踊りを教えていたそうですが、
現在では、牧場から馬を迎えています。
3人の方が一年交代で馬主を務め、馬の世話をしていきます。
(MBCテレビ かごしま4 2月28日のオンエアでご紹介しました)
今年の馬主の岩崎さん。
熊本県からやってきた翔英くんは、全く人に慣れなくて、とても臆病な馬だったそうです。
逃げ回って近所の田んぼを走り回ったこともあったそうですが、岩崎さんや保存会メンバーの思いが通じて、少しずつ慣れてくれるように。
踊りの練習を重ねて、ごはんもいっぱい食べて、本番に向けて励む翔馬くん。
実際の練習の様子を見せて頂きました。
飾りも全て手づくりです。
初鼓のポンパチをつくるは、保存会の若手メンバー・ウエハラさん。
おじいちゃんもつくっていたポンパチ。しっかりと孫が受け継いでいます。
こちらは、おじいちゃんが描かれた初午祭の絵。
木田自興館に飾ってあります。
子どもたちから大人まで、総勢100人以上で本番は鹿児島神宮へ奉納しに行くそうです。
加治木町のあちらこちらでも披露するそうですので、是非、ご覧ください。